あんまり活動していない会社の仲間バンドのもう一人のギターにプレゼントする為に作りました。
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気に入ってる歪みがあるのに、切り替えるのが大変だからPOD買う!みたいになっちゃってたので手助け&彼の誕生日だからです。
いや、PODも正解なんですけどね。ここはアナログなやつでいってもらいたいというわたしのエゴも入っております。
仕様はAchとBchのループ一発切り替えと、バイパススイッチ。
ついでにチューナーアウト。
これはアウトに並列で常に出力してるだけです。
無音でチューニングしたい時の為にミュートスイッチも付けます。
LEDはAとBそれぞれに対応して光る様に赤と緑を1つずつ、バイパス時には消灯。
な感じで。
配線図を紙にばばーっと書いてみましたがカオスですね。
頭がおかしくなります。
書いてみてようやく判りました。
A/B切り替えは4PDTが必要なんですね。
センドで1回路。
リターンで1回路。
LED光らせるのに1回路。
そして使ってないループのセンドをグランドに落としてトゥルーバイパスにしようとするともう1回路必要です。
手持ち部品でぴゃっと作りたいのにこれじゃ困ったぞ。
ミレニアムバイパスは実はインが浮いちゃうのでだめ。
LED無いと判んなくなっちゃうからだめ。
イン側が浮いてると切り替え時にぷっていうし、ハイゲインだと音漏れするらしいのでだめ。
うーん、フォトカプラーの出番。
松美庵様のHPが解り易いかと思います。
ユニバイブの為に買っておいたCdSはいくつかあるけど、併せられるLEDが1個しかない。
あ、ジャンク基板から外しておいたPC817っていうフォトトランジスタなら持ってた!
こいつはオンになっても0Ωにはならないんですよね。
1k抵抗挟んで通電させて抵抗計ったら1k超えてます。
ど、どうなんだろう。
制限抵抗をちょっとずつ下げていって120Ωで大体300Ωくらい。
これ以上抵抗値下げると壊れそうなのでこの辺で手を打ちましょう。
来年の誕生日に4PDTに交換してあげるって事で。
4PDTスイッチ、思っていたよりは高価ではないんですね。
では組み立てていきます。
ケースは1590Bサイズ。
塗装の練習台になったヤツを使いましょう。
こんなテンプレを作ってポンチング。
面倒なジャックのグランドはこんな感じに先に処理。
中はグチャグチャ。
線財は千石さんで買った難燃撚り線。使い易くていい感じです。
込み入った所はコレを使ってます。
完成。
テスト。
スイッチングノイズも音漏れも無しです。
実は最初は失敗しました。
フォトトランジスタの不良でした。
DC漏れ起こして物っ凄いノイズ。
ギターのボリュームでガザゴソ音も、PUセレクタスイッチでプチプチ音も思いのまま。
使ってないループのゲインノブで発振もします。
LEDはバイパスをオフにしても点きっぱなし。
いや、面白いんだけどね。
どうしてDC漏れを起こすのかはさっぱりですが、フォトトランジスタ交換で直りました。
所詮はジャンクパーツですね。いっぱいあるからいいんですけど。
これは中々良いもんですね。
お気に入りの歪みが2個あって使い分けたいとか、リードとリズムを一発切り替えしたい時はこういうのも便利かもです。