いや、RAT系というかRATそのものなんですけど、ジャンク買って来て直して遊び倒して売っちゃうシリーズです。
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錆錆のきったない筐体のものを格安で手に入れたんですけど、現行品RAT2でした。
ちょっとビンテージ扱いの古いヤツですと音が違くって、人気もあるみたい。
ホワイトフェイスとかって異常に高価ですよね。
でも私は現行品を推します。
先ず安いって事。
中古なら5千もしないです。だいたい3千台。
ビンテージ定数と同じです。
とはいえ、オペアンプが違うんですよね。
OP07DPというのが付いてます。RAT2初期の頃はLM308Nです。有名ですね。
オペアンプとしては性能が低いヤツです。
でもそれが、歪みにはいいんだよってことみたいですね。
LM308Nの方が低音ブッ潰れ易い様に感じます。
POTが小さくなっちゃいましたね。φ16mmです。昔はφ24mm。
トゥルーバイパスです。これは大きいですね。
昔のはDPDTでLEDも光らせていたのでオフのときグランドに落ちないで回路宙ぶらりんになっています。パッツンノイズとか心配かも。
現行品お勧めとかいいながら、今回はMODの記事だったりします。
RAT大好きなんですけど、音は結構不満だらけです。
ディストーションと言いますけど、ツマミ12時超えると使えないんです、私は。
でも12時くらいのオーバードライブ的サウンドは最高です。シングルに合います。
じゃあなんで大好きなのかって言うと、見た目ですね。
カッコよくないですか?RAT。
フォルムが好きです。
スラントの方が好きです。
よし、使えるオーバードライブに改造してしまおう、というMODをします。
しました。
クリッピングを負帰還へ移動。
LEDは眩しい青に。
ほか、定数を細々と変更。
オペアンプをスタックさせてますね^^;
やってみたかったんです。
ゲインが抑えられてレンジが広がるとか。
アダプタジャックをφ2.1mmのヤツに交換、ノブ変更、ボロボロだった表面のシールを剥がしてドライカーボン調シートを貼付けてお終い。
うーん、最初かっこいいと思ったんですが、なんかやっちゃった~感が。
もっと黒っぽいカーボン柄が良かったです。
音はだいたい狙った通りになったかと思います。
ゲイン抑えると途端にキラーンとするんですよね、RATって。
纏めたら変更箇所も晒しますけど、そんなたいした事はやってないです。
やはり元がいいんでしょうね。
気に入ったのですぐに売るのはやめました^^
少し前にオリジナルとぬかして作ったCAVYという失敗オーバードライブがあるのですが、そいつでやりたかった事が8割程こいつで出来てしまいました。
次はCAVYをバージョンアップしようかのう。