突然やる気が出まして。
もう2年経ちますか、音が変になっちゃってもう要らねーって放置しておりました、スーチャーパージャーことSuper Charged Over Driveですが、基板だけは取ってありましたので復活させました。
結果から言うと大成功です!
よかったよかった。
基板以外は他のに再利用してしまいましたので、ケースその他が必要です。
ケースは以前、マーブル失敗したのを塗装を剥がして塗り直しました。
基板の修正、及び改造ですが、先ず、拾った回路図上の初段MOSFETのソースバイパスコンデンサが100nF、0.1μFになってますが、これどう考えてもゲイン足りません。
ソース抵抗とドレイン抵抗が同じ値で1倍増幅なので、パスコンで盛大にバイパスしないとゲインが足りないのですね。
ここは恐らく100μFの間違いだろう、と言う事で間違いないと思います。
レイアウト上ここに電解コンデンサを入れるのにはスペースが微妙ですが基板作り直すのはちょっと勿体ないので無理矢理寝かせて取り付けました。
それからjynryさんのModを大いに参考にさせて頂きました。
CD4007の10番と12番の帰還部に入っている0.022μF。
これはこの手のフィルターとしては大きすぎるとの事。
確かに!
これじゃあ高域をごっそり持って行かれますよね。
ここはjynryさんの仰っている通り、2200pが正解と思われます。
どっちも桁を間違えてるっていうミスとしてはありがちな所ですので、これ正解かなと思います。
実際正解っぽい音になりました。
私はここを更に落として1000pで落ち着きました。
ローゲインにしてもジャキッと感が残っていい感じ。
ポットを弄くってると音が出なくなる時があります。
これはとっつぃーさんが仰っていた通りで、端子の圧着部不良でした。
ハトメ部分にはんだを流してメッキ線を付けているのですが、熱を入れ過ぎたんでしょうね。
ポンチを使って加締めてやったら直りました。
よし、不安要素がなくなったので組み込みましょう。
最近気に入った布巻きの単線です。
ケース変えたら電池が入らなくなってしまいました。
修正可能なレベルですが電池は使わないだろうからよしとしましょう^^:
ケースは真っ黒にしてからラップシルバーで赤クリアーです。
ラップはなるべく縞縞になるようにジャバラ状に折ってそこにシルバーを塗ってケースに押し付ける、って感じにしましたが、割といいかんじですね。
もう少し頑張ればメイプルトップ風に出来ない事もなさそうな。
まあ何より、マーブル程難しくないのがいいです。
最近ちゃんと部品を管理してないので、レンズが透明な高輝度タイプのLEDを適当にごちゃっと纏めておいたもんだから色が判らなくなっちゃってます。
確率的には青が圧倒的に多いのですが今回は緑でした。
音も録りましたので参考にして下さい。
ゲインは全開です。
やっぱりこいつはハイゲインがいいんじゃないでしょうか。
低域もりもりですがそんなにぼやけず、リード弾きしてみると割と中域も出ているのが判ります。
まあ、オーバードライブではなくディストーションって言った方がしっくりきますね。
失敗して放置してたのがどこかで引っ掛かっててモヤモヤしてたのですが、やっと完成してすっきりしました^^