OD-1の定数をちょこちょこっと変えて、単体でも使えるくらい充分歪むBOOSTモードを加えたやつです。
![イメージ 1]()
![イメージ 2]()
音量を上げるためにごにょごにょしてます。
ゲイン段のブースト切り替えの後にバイアスに落とすのですが、レイアウトの都合上グランドにしてます。
まあどっちでもいいと思います。
例えばクワッドOPアンプはTL074とかのFET入力にして最初のバイアスに落ちている220Kを1Mとかにすれば入力インピをもっと稼げるので、ハイファイな音になるのでは?と思いますが、試してないので判りません。
まあハイファイにする必要もないか。
クリッピングはお好みで。
お勧めはシリコンです。
レイアウトこんなんです。
タカチの5×8のケースを想定してます。
DIY Layout CreatorのJavaバージョン?ってのを使って、会社にあるPCで昼休みにコツコツコツ作ってみました。
仕上がるのに1ヶ月くらい掛かっちゃいましたよ。
他にEagleにチャレンジしてたのですが、挫折しました。難し過ぎます。
逆挿し防止のダイオードは省略してます。
必要な場合はジャックに直とか、基板の裏とか、プラスラインのリードに直列でショットキーを入れるとかして下さいね。
ポットは直付けも出来る様にしてますが、普通の100円くらいのポットの場合は位置としてはあと穴2つ分くらい上にしないと見栄えが悪いんです。
直付けでいく場合はケースの穴位置をよく検討して下さい。
最低歪みを確保している22K(実機は33Kだったか)はポットの2,3番に直接付けます。
フィルムコンデンサはニッセイのMMTサイズで想定してます。
まだ売っている所もあるとは思いますが、他にはパナの小豆色とかAVX風のBOX型とかの積層メタライズドがいいと思います。
ニッセイって結局作り続けているハズなんですけどね。
またいろんな所で取り扱ってほしいコンデンサNo.1です。
1μにもフィルムを使っているのがみそですが、電解でもokです。
レイアウトで言うと上が+です。
フィルムと電解コンデンサ、両方作って比べてみましたが、思ってたよりは音が違いました。
電解コンデンサの方がちょっと汚い音になる感じです。
比べなきゃ判らないレベルですね。
最後の10μはいいヤツ使っときましょう。
私は東信の銀色のヤツです。
これだけでいい音になるんです(脳内で)。
9Vは赤いラインから適当に良き所に繋いで下さい。
私は最近は基板裏から、電解コンの近くから取る様にしてます。
と言う訳で、OD-1の単体歪みも好きだけど、もうちょっと歪んだらいいのに、とか思ってた方にはお勧めです^^